事業紹介

海外事業

日本文化を、がんこの味を世界のお客様にお届けしたい-

そんな想いは海を越え、海外に事業展開する原動力となりました。
海外にいながら日本料理を楽しんでいただくだけでなく、海外で暮らし、勤め、生きる日本生まれの方にも懐かしい味をお届けするため、アジア圏での事業を展開しております。現地には当社きっての料理人が駐在し、あくなき味の追求を現地で働くスタッフと共に実践しています。

笠原 隆昌台湾駐在総調理長

日本料理とその文化の普及のために

私は現在、台湾駐在で勤務をしています。現在台湾には台北、林口、台南に拠点を構えており、台湾中を駆け回っています。台湾の水、食材の特性を見極め、日本の食材と組み合わせて懐石料理や新規料理を開発し、現地スタッフに指導、共に日本料理とその文化の普及に励んでおります。
この仕事の一番嬉しいことは、お客様に“美味しい”と言って頂けることです。しかしそれは常に大変なことと隣り合わせです。最初は不安や心配もありましたが、お陰様で現地や日本のサポートもあり、今では貴重な経験ができていると感じています。
がんこで調理を学ぶということは、単純に料理だけを作る作業員ではなく、料理や仕事をより論理的に紐解き、様々な分野の知見を動員して新たな智に再構築できる方法論と機会を得るということです。その経験が自分自身を成長させているのではないかと感じています。

桑原 敏幸シンガポール駐在総調理長

目標の実現のために情熱を持ち続ける

がんこシンガポール店は、シンガポールの中心部、UBS銀行(世界一のプライベートバンク)本社ビル1階に第1号店を構えました。昼は金融関係のビジネスマンを中心に、夜は若いカップルや家族連れなど、地元の方が多くいらっしゃいます。料理長としての業務はもちろん、経験の浅いスタッフの教育や日本文化の啓もうに加え、新たな出店立地やマーケティング調査などに従事しています。
大学在学時に、ふとしたきっかけで外食産業に興味を持ち、寿司を中心に展開しているがんこに入社しました。今までたくさんのお客様や仲間達との出会いがあり、楽しく仕事が出来ること、人を通じて成長できたと実感しています。何でも自分で考えたことを実行できること、自分の思い描いていた仕事や目標の実現に情熱を持ち、準備すれば必ず実現できる場-そんな実感をもとに、シンガポールを起点により多くの国に展開していきたいと考えています。